2006.5.30 更新
 櫻井よしこ氏を交えての立教大学ブラックバス問題シンポジウムに澤渡社長も出席。
ブラックバス問題シンポジウム
「釣り人が考えるブラックバス問題」
〜日本の釣り文化を日本の釣り文化を守るために


立教大学にて「釣り人が考えるブラックバス問題」と題したブラックバス問題シンポジウムが開かれました。ジャーナリストの櫻井よしこ氏、反ブラックバスの論客、秋月岩魚、源流を極める吉田よしみ氏などがそれぞれの立場からブラックバス問題を論じるなか、澤渡社長も鮎釣りという日本古来の伝統的で繊細な釣り愛好者の立場から、オオクチバスなどの急速な河川への侵入による釣り被害を現場の声として発しました。若い方や報道関係の方も多く出席され日本の自然や釣り文化の保護、またそれらを次の世代に引き継いでいく重要性などに関心の高さが伺われた、大変有意義なシンポジウムとなりました。
 日 時 2006年5月28日(日)13:00〜17:00
 場 所 立教大学 池袋キャンパス 7102教室
 出席者 櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)足立倫行氏(ノンフィクション作家)秋月岩魚氏(生物多様性研究会代表)吉田よしみ氏(NPO法人自然を考える釣り人の会代表)澤渡要(日本鮎毛バリ釣り団体協議会会長)村越正氏(東京勤労者つり団体連合会会長)細谷和海氏(近畿大学農学部教授)小林光氏(全国ブラックバス防除市民ネットワーク事務局長)
 主 催 立教大学ウエルネス研究所・濁川孝志
 共 催 自然を考える釣り人の会・東京勤労者つり団体連合会・日本鮎毛バリ釣り団体協議会・生物多様性研究会
澤渡社長コメント要旨:
 清流で変化に富んだ日本の川は魚の種類による住み分け、食分けがきちんとできています。上流域ではイワナやヤマメが生息し、川虫や昆虫を食べます。中流域にはハヤ、ヤマベそして鮎が生息しています。ハヤやヤマベは砂地の川底を好み、鮎は石の川底を好み、石に生える苔などを食べます。カジカはさらにその石の下に忍んでいて調和のとれた環境を作っています。そして淵の浅くなったところ、いわゆる淵尻(ふちじり)は餌が集まるところでもあり、それらの魚が集合する広場(プラザ)となり、私達釣り人を楽しませてくれる釣りのポイントです。

 そのように多様な魚が平和に暮らしている日本の川に、突如あらわれたのがブラックバスです。どう猛に他の魚を補食し、平和を乱し、川や湖から他の魚を追いやりました。毎年7月1日の鮎解禁日に訪れていた福島県の鮫川(さめがわ)では、ブルーギルの出現により2年前からまったく鮎がとれなくなりました。地元の漁業組合も積極的に対策に乗り出しません。これもこのブラックバス問題の一因だと思います。先を見据えた、高度な判断で外来魚の侵入を防ぎ、再び日本の川に平和が訪れるのを願います。
 
基調講演をする櫻井よしこ氏。薬害エイズの話をからめ、政府の無策が外来種の侵入を許し、日本の自然とつり文化にダメージを与えていると訴えた。
  澤渡社長は鮎毛バリ釣り愛好家の代表として、ブラックバスの侵入により急速に日本の川から鮎が姿を消した、と現場の危機を訴えた。
 
日本古来の鮎毛バリつり文化が危機を迎えていると訴える澤渡社長。
  櫻井よしこ氏と風力発電の夢などを語り、懇談する社長。
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