Q.マグネットプラグの仕組みを教えてください。

A.

磁石のN極とS極を鉄板で挟み込むことで鉄板の端に磁力を誘導し、相手の鉄板に『線』として吸着する仕組みです。

マグネットプラグはコンセントに足を引っかけて家電が倒れ、ケガをする――そんな事故を防ぐために開発されました。

磁石は正面から引っぱるとしっかりくっついていますが、横から力が加わると簡単に外れます。この「直線的な力には強く、横からの力には弱い」という磁石の特性を活かしたのが、マグネットプラグの構造です。

■マグネットプラグの仕組み

マグネットプラグ

磁石のN極とS極を鉄板で挟み込むことで鉄板の端に磁力を誘導し、相手の鉄板に『線』として吸着することになります。これにより、磁石単体よりも吸着力が強くなるというメリットがあります。

一方で、磁石は横方向からの力には弱いという性質もあります。

つまりマグネットプラグは磁石のこのような特性をうまく活かした構造なのです。 

■マグネットプラグ開発秘話

1980年代、小型の電気ポットによる事故が多発したことを受け、とあるメーカーから取り外し可能なマグネットプラグの開発要望が出され、弊社の会長であった故 澤渡要会長が開発に着手しました。

そして、現在のキャッチ式マグネットプラグが誕生しました。

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