マグネットBlog

エレキギターと磁石

エレキギターのピックアップマイク開発当初から磁石を供給

エレキギターのピックアップマイクにはアルニコやフェライト磁石が使われている

エレキギターは、今から50年程前に開発されました。従来のギターにマイク(ピックアップマイク)を取り付け、それを増幅器(アンプリファイヤー)を通すことにより、ドラムにも負けないより大きなサウンドを得ることができるようになりました。ギターはリズム楽器からソロ楽器として飛躍的に音楽の幅を広げました。

そのマイク(ピックアップマイク)を作るためには当然磁石が必要です。当社はこのギターピックアップマイクの開発当初から係わりを持つことができました。

木工製品が盛んな長野の松本地方では、木工用の乾燥設備が揃った工場が数社ありました。エレキギターの生産も松本で始まり、その後、松本地方はエレキギターの生産が地場産業となりました。

電気部門の専門の工場もできて、フェライト磁石の他、アルニコ磁石の角型や丸型を使ったギターピックアップの設計も行われました。主にアルニコ磁石を使用したフェンダーやギブソンなどの外国ブランドの生産もするようになりました。

ギターピックアップマイクの磁石は現在もその90%以上当社が販売供給しています。

アルニコバー型を使用したギターPick-Up

1150ガウスのアルニコバー型を使用

ピックアップと磁石システム図

フェライトを使用したギターPick-Up

1100ガウスのフェライト角型を使用

ヨークと組み合わせたピックアップと磁石システム図
アルニコ角型を使用した2連のギターPick-Up

アルニコ角型を使用した2連のギターPick-Up

アルニコ角型を使用

ハムバッキングタイプピックアップと
磁石システム図