Giant Magnetoresistance of (001)Fe/(001)Cr Magnetic Superlattices

最終更新日:2026.10.26

著者・発行主体
M. N. Baibich、A. Fert(Université Paris-Sud)ほか
掲載誌・発行元
Physical Review Letters(American Physical Society)
掲載情報
61巻21号 2472ページ
発行年
1988
DOI
10.1103/PhysRevLett.61.2472

概要

鉄とクロムの薄膜を交互に積み重ねた磁性人工格子で、巨大磁気抵抗効果(GMR)を報告した論文。分子線エピタキシーで作製した試料のうち、クロム層が薄いものほど効果が大きく、クロム層9Å・4.2Kの条件では2Tの磁場で電気抵抗がほぼ半分に下がった。この現象を、伝導電子がクロム層を通って鉄層の間を移動するときのスピンに依存した透過によるものと説明している。共著者のフェールは、この発見により2007年にノーベル物理学賞を受賞した。

原典が扱う主なトピック

  • Fe/Cr磁性人工格子
  • 巨大磁気抵抗効果(GMR)の発見
  • スピンに依存した電気伝導
  • 分子線エピタキシーによる薄膜の作製
  • ハードディスク読み取りヘッドへの応用の起点

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